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昨日に続き、同じく悠久の杜へ実習に来られましたもうお一人の実習生の感想文を紹介させていただきます。
今回の実習で学んだ点・反省点
まず、知的障害者施設といっても、必ずしも全員が知的障がい者でないということ。知的障がい以外にも精神障がいや身体障がいもある方や認知症の方もいらっしゃいました。
職員の方は、その方々それぞれにあった支援をされていました。その支援の一つが食事支援です。
普通、とろみ、刻みなどの食事形態から量・硬さなど一人ひとりにあった食事を提供し、その日の体調によっても変更されていました。日々利用者さんのことを把握する大切さを学びました。
コミュニケーションとは会話をすることだけではないということ。
意思疎通の困難な利用者さんとのコミュニケーションの取り方が分からず、一方的に話しかけていましたが、コミュニケーションとは会話をすることだけでないと職員の言動を見ていて痛感しました。
例えば「おはよう」と言いながら肩をトントンとして、目を見てほほえむ。これも一つのコミュニケーションであると実感しました。
信頼関係とは長い時間をかけて形成されていくということ。職員の方に自閉症とダウン症の利用者さんについて教えていただきました。
「最初は歯磨きをさせてもらえなかった。十年ほどかかった」と聞き、とても驚きました。歯を磨くというひとつのことに対してもこれほど長い年月がかかるのかと思いました。
どれほど拒否されても何度も何度も向き合おうと努力されていたのだと思うと、信頼関係を築くということは、いかに困難で時間がかかることなのかを学ぶことができました。
最後に施設長さんと話させて頂いた際に、この仕事は「十人十色ではなく一人十色だよ」と教えて頂きました。
今、目の前で話している利用者さんが後ろを向いて何かした後、またこちらを振り返ったとき、さっきの表情・感情ではないかもしれない。だから顔を見る度に初めましてという気持ちで接するということを教えて頂きました。
一人ひとり、その時々により様々な面があるということをこの実習を通じて学ぶことができたと思います。
今後の課題について
常に問題意識を持ち、自分で限界を決めずに探求心を持って行動していきたいと思います。
限界を決めずに無限に考えて、努力を惜しまず頑張っていこうと思います。
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