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「うち」と「そと」
2月の季節行事として節分があります。悠久の杜でも節分行事として豆まきを行いました。この豆まきの時のかけ声は「鬼はそと、福はうち」ですが、この「うち」とは隔たりなき間柄のことで家内、家族を言います。
家庭でも「うちの主人」とか言いますね。職員も、利用者さんを「うちの利用者さん」と言ったりします。正に利用者さんは「うちの人」です。
施設生活も一週間、一ヶ月と続ける体力が要ります。そのために日常生活が24時間で確立し、ぶれないことが求められ、規則正しい生活をおくるにはサポート、システム、ツールにどのようなものが必要かを24時間、365日を通して考え、支援する必要があります。
人の心は日々、季節や時間により変化し客観的には捉えにくいものがあります。ニーズや自立目標もそれに伴う変化にも昼夜を分かたず柔軟に対応することが大切です。それ故に福祉の仕事は柔らかい心、情愛が必要です。
情愛とは時代が都市化やハイテクに進んでも時代を超えて優しくて温かく包み込んでくれるものです。それは例え百年後でも変わることはないでしょう。
悠久の杜の支援も、そういうものであるように努めたいと思います。
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