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2010年02月05日の 社会福祉法人「紀之川寮」

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☆愛 多く(研修 つづき)☆ 2010年2月5日(金)
分類:運営 [この記事のURL]
社会福祉法人 共生シンフォニー 「がんばカンパニー」

コクヨの特例子会社での研修の後は、一路滋賀県大津市へ。
そこで無認可作業所から出発し、今では全国的に名を知られるようになった施設へ研修に行きました。

施設長さんからのお話
1986年に無認可作業所で5名のCP(脳性麻痺)障がい者から始めた。
 その時代は車いす生活者が家から外に出ることは無かった。それで外に出て仕事ができるようにと「商いでノーマライゼーションを」の目的で始めた。
 脳性麻痺で生産能力が低いので、仕入れ販売を行った。(コーヒーとお茶を仕入れて企業に売る)

 1997年に知的障がい者の方も入りたいということで、クッキー工房を作った。作業所でも消費税を払おうと(消費税は3000万円の売り上げあると支払義務有り)がんばり、消費税を払うまでになった。
 その内、稼ぐ人と稼げない人との格差が出て、まちかどプロジェクトを行うようになった。社会貢献をしたい人のための、まちかどプロジェクトである。
 あんふぁんカフェは県単事業として、主に食育をしている。 
 
 2003年に法人格を取得し、2006年に現在の設備が整い受注を受けられるようになり、売り上げが1億円を越えた。
 2008年に就労継続A型に移行し、30名の利用者で最低賃金除外制度を使わず行っている。平均月額119,000円の賃金を払っています。また有給休暇制度もあります。
 利用者の賃金は60,000円から200,000円の賃金で、14名が社会保険に加入し親を扶養に入れている利用者も3名いる。

 まちかどプロジェクトでは芝居の公演もしており、1公演で40万円ほどもらえる。これが収入のなかで多い。そのほかにも学校のPTAと連携し、車いす体験等も行っている。

以上のお話を伺いました。
ここでも職員の方々の愛多い支援に支えられ、障がい者の方々が一生懸命に働いていました。
クッキーの良い香りに誘われ、参加者の皆さんは沢山のクッキーをおみやげに買い、施設を後にしました。


nik5.53