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16年08月の 社会福祉法人「紀之川寮」

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☆感染症予防の講習会に参加しました☆ 2016年8月3日(水)
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 橋本市民病院で感染症の標準予防策〜日常行う感染対策〜がありましたので職員が参加して勉強してきました。

 施設では人の接触や出入りが多く、また一人の職員が複数の利用者さんを担当したり、集団行動やトイレ、浴室等級友する場所や時間もあることから感染症の対策が必要です。

 標準的な予防策としては、既に悠久の杜や保護者の皆様のご家庭でもなされていることですが手洗いや清掃、リネンの取扱い、使用した物品の処理が主なものになります。

 これらについて
 手指衛生の方法やタイミング
 防護服の適正使用
 周囲の環境対策
 リネンの処理
 等々を細かく学んできました。

 学んできた内容は職員で共有し、感染症対策に役立てたいと思います。



☆減災教室、起震車体験☆ 2016年8月4日(木)
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 悠久の杜の防災委員会では、火災や地震対策、風水害等の防災、防犯について対策を検討しています。今回は年々発生率が高くなっている地震についての対策として和歌山県の減災教室から講師と起震車に来ていただき、講義と起震車による震度7までの地震の揺れ体験をしました。

 保護者さんも来ていただき、またこの日は地元高校から夏の福祉現場体験として学生さんも来ており、利用者さん、職員共に話し聞いて地震の体験をしました。

第1部講義 資料とパワーポイントにより
 時速800㎞の早さで津波はやってきます。海が浅くなるほどスピードは落ちて行きます。
 陸地に近づき、海が浅くなって行くにつれ飛行機の速さから、新幹線、車、人の走る速度へと変わっていきます。

 50㎝の津波でも人は立っていられなくなります。
 地震に遭ったら金縛り状態になり動けなくなり、そこに建物や家具が転倒して83.8%の方が亡くなります。12.8%の人が火災などで亡くなります。

 誰に助けられたか
 自分で34.9%、家族31.9%、友人や近所の方々30.6%。救急隊は1.7%しかなかった。

 耐震化、家具の固定、地域の助け合いが3つの対策です。

 南海地震は今後30年以内に70%の発生率です。

 ハザードマップ、逃げナビで星1から星3の避難先が分かりますので、保護者の方もスマートフォンにアプリを入れておいてください。

 備蓄品は1週間分の水と食料を準備してください。

 3つの心構え
 ①想定にとらわれない(デマ)
 ②最善を尽くせ
 ③率先避難者になれ


 講義の後、外に出て交代で起震車にて震度7まで体験しました。震度が大きくなるにつれ、立っていられなくなり動くこともできなくなります。
 こういう体験は貴重だと思いました。


☆今年もお盆の季節となりました☆ 2016年8月11日(木)
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 悠久の杜でも保護者会や利用者さんのご親族からお供えをいただき、4名の物故利用者の法要を行いました。昔から営まれてきたお盆の行事を通して、利用者さん職員が2階会議室に設けた祭壇を前に集い、物故利用者さんの供養や、今生きている私たちの命の尊さについて、ご住職のお話しを通して祈りと感謝の気持ちを捧げました。

 いのちあるもののなかで、人間だけがお祈りをすることができます。
 職員がこしらえた心のこもったお供えで、仏様も心から十分に満足しておられます。
 お盆の行事は私たちの心の有りようにも大切なこととお話しをしてくださいました。


☆嚥下研修会パート2に行ってきました☆ 2016年8月16日(火)
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 悠久の杜の協力医療機関をお願いしています総合病院にて、言語聴覚士さんによる認知症患者の嚥下研修会のパート2があり受講してきました。
 悠久の杜でも高齢の方や嚥下の苦手な方がいますので更なる勉強をしてきました。

 嚥下障害の問題点
 入院時やリハビリ開始時に低栄養や脱水症状になっている症例が多い。

 認知症には
 アルツハイマー型認知症→50%
 脳血管性認知症→30%
 レビー小体型認知症10%
 その他→10%
 
 認知症の方が食べなくなったらどうするか?
 まずは原因を調べ、評価する。
 認知症で食べなくなった場合でも、嚥下障害を疑う。
 なぜたべられないのかを考える。
 評価→方針の決定→実行→また評価に戻る。
 認知症の場合、診断・評価が抜ける場合が多い。
 それでも食べられなかったら、栄養法の相談。
 
 参加した職員の体験感想
 嚥下障害体験で、片方の頬を引っ張り、身体も麻痺側に傾けてゼリーを食べさせてもらい、どんな感じかを体験した結果、食べにくいと感じました。
 食べ物が身体が傾いている側の口中で溜まり飲み込みにくかった。対応として麻痺で傾いている身体を起こして、姿勢を整えて食事環境の工夫も大切であることがよく分かりました。
 認知症のタイプにより嚥下障害、食行動異常が異なり、それぞれに対応も異なってくることも勉強になりました。


☆高齢消費者・障害消費者見守りネットワーク☆ 2016年8月19日(金)
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 高齢消費者・障害消費者見守りネットワーク連絡協議会の参加団体には、国民生活センターから定期的に見守り最新情報が提供されます。

 見守り新鮮情報は、高齢者・障がい者に接する方々を対象に、今注意を要する問題商法等の手口を迅速にお伝えするものです。

 保護者の皆様も参考にメールマガジンを読まれますよう、ご案内いたします。

 パソコンからはhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mgtop.html

携帯電話からはmimamori@mlreg.tricorn.netへ空メールを送付


☆実習生の感想文から 1☆ 2016年8月24日(水)
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 今年も悠久の杜で障がい者福祉についてを学ぶため、実習生の方々が来られました。その中で毎年、実習に来られます大阪の大学の大学生さんの感想文を紹介させていただきます。

 今回の実習で学んだ点・反省点
 実習で学んだ点は、まず障害者の「害」は本来は「碍」という漢字でこの意味は邪魔をする、妨げるという意味で、それを支援するのが職員さんと施設であること。

 また人は十人十色でなく一人十色であり、支援方法も様々です。例えば食事では一気に食べて誤嚥する恐れがあるので職員がつき、ゆっくりとよく噛んで食べるように支援する。また食事もとろみをつけたり細かくしたり、箸が使いづらい人にはスプーンを用意する。

 不安定になり他傷行為があったり、移動困難な方の場合は居室に配膳し、食事しやすくしていました。
 また水分補給の際にはコップに名前を書いてわかるようにしたり、とろみをつけてたりしていました。

 作業では一人ひとりできることが違うので、その人にあったことをしてもらう。またできないからそれで終わりではなく、作業ができなくても見ることはできるので、どのようにしているのか見てもらったりするなどの配慮を学びました。

 今回、障害者支援施設の実習だけでなく障害児支援施設、救護施設などを見学させていただきましたが、共通していたことは自立と自律。誰もがその人らしい人生、生活を送ることができるように支援することの大切さ。過ごす時間の中で信頼関係が築かれる。介助方法は少し違いがあっても基礎は同じだということを学ばせていただきました。


 今後の課題について
 観察することやコミュニケーションをとることはとても大切なのが気づけたので、このことをしっかりと覚え、さらに疑問だと思うことを見つけ出せるようにしていきたいと思います。




☆実習生の感想文から 2☆ 2016年8月25日(木)
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 昨日に続き、同じく悠久の杜へ実習に来られましたもうお一人の実習生の感想文を紹介させていただきます。

 今回の実習で学んだ点・反省点
 まず、知的障害者施設といっても、必ずしも全員が知的障がい者でないということ。知的障がい以外にも精神障がいや身体障がいもある方や認知症の方もいらっしゃいました。
 
 職員の方は、その方々それぞれにあった支援をされていました。その支援の一つが食事支援です。
 普通、とろみ、刻みなどの食事形態から量・硬さなど一人ひとりにあった食事を提供し、その日の体調によっても変更されていました。日々利用者さんのことを把握する大切さを学びました。

 コミュニケーションとは会話をすることだけではないということ。
 意思疎通の困難な利用者さんとのコミュニケーションの取り方が分からず、一方的に話しかけていましたが、コミュニケーションとは会話をすることだけでないと職員の言動を見ていて痛感しました。

 例えば「おはよう」と言いながら肩をトントンとして、目を見てほほえむ。これも一つのコミュニケーションであると実感しました。
 信頼関係とは長い時間をかけて形成されていくということ。職員の方に自閉症とダウン症の利用者さんについて教えていただきました。

 「最初は歯磨きをさせてもらえなかった。十年ほどかかった」と聞き、とても驚きました。歯を磨くというひとつのことに対してもこれほど長い年月がかかるのかと思いました。

 どれほど拒否されても何度も何度も向き合おうと努力されていたのだと思うと、信頼関係を築くということは、いかに困難で時間がかかることなのかを学ぶことができました。

 最後に施設長さんと話させて頂いた際に、この仕事は「十人十色ではなく一人十色だよ」と教えて頂きました。
 今、目の前で話している利用者さんが後ろを向いて何かした後、またこちらを振り返ったとき、さっきの表情・感情ではないかもしれない。だから顔を見る度に初めましてという気持ちで接するということを教えて頂きました。

 一人ひとり、その時々により様々な面があるということをこの実習を通じて学ぶことができたと思います。


 今後の課題について
 常に問題意識を持ち、自分で限界を決めずに探求心を持って行動していきたいと思います。
 限界を決めずに無限に考えて、努力を惜しまず頑張っていこうと思います。


☆悠久の郷の盆踊り大会に行ってきました☆ 2016年8月26日(金)
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 今年の夏の締めくくりとして社会福祉法人紀之川寮が運営していますもう一つの施設、救護施設悠久の郷の盆踊り大会に招待され行ってきました。

 朝から雲が多くお天気を心配していましたが、雨も降らず盆踊りをすることができました。

 地域の盆踊り愛好家の皆様も大勢来て下さり、施設前の芝生広場にこしらえました盆踊り会場が踊り手の皆様の輪で埋め尽くされました。

 参加された悠久の杜の利用者さんはカレーライスを頂き、踊りに参加し、かき氷やジュースをいただき、楽しく盆踊りを楽しみました。


nik5.53