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写真左から1.消火器の取説を聞く 2.煙体験(30㎝先が見えない!) 3.意見交換と講評を聞く
今日は伊都消防署より職員を派遣いただき、定期的に行っている消火訓練と、煙に取り囲まれた際の避難方法について、講義を受け実際に職員一人一人が体験を行いました。
消火器の取り扱いは訓練の度に行っており、今回は新人職員を中心に体験して貰いました。ベテラン職員は体で覚えていますが、やはり消火器の使い方は体がすぐ反応するように回数を重ねるしかないと思います。
煙体験は、ご覧の写真ではまだ視界がありますが、この後に見る見る内に部屋中が真っ白になり何も見えなくなりました。30㎝先が見えず、姿勢を低くして、かろうじて床が見えるだけでした。
煙体験は会議室で行いましたが、毎朝の朝礼場所ですから職員は部屋の広さや何を置いてあるか分かっているはずなのに、机や椅子にぶつかったり、ドアノブが見つからなかったり、押して開けるドアを引いて見たりとパニックになりました。
見えないという事だけで、これだけ不安になるのですから実際の火事では煙で目が痛くなって開けていられないでしょう。
また呼吸も困難になり、見知らぬ場所では果たして上手く脱出できるのかと想像すると恐くなります。
消防職員からの講評では、「消火は初期消火が一番重要です、そのためにも火災報知器が鳴ったら、必ず消火器を持って現場に走れ」と再度の確認がありました。
消防署は消火のプロですが、私たち職員はこれからも施設の見回り点検を重視し、訓練に訓練を重ねて火災予防のプロに努めたいと思います。
これからも利用者さんに安心と安全に暮らしていただきたいと、職員一同が今日の体験を心に刻みました。
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