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09年11月の 社会福祉法人「紀之川寮」

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☆橋施連合同研修会 人権研修☆ 2009年11月2日(月)
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橋施連合同研修会の後半は人権研修です。
講師は一昨年に講演いただいた岩崎順子先生です。前回の「ガンが病気でなくなったとき」が好評で、今回はそのパート2となりました。

ご主人が肺ガンとなり、その介護を岩崎さんが自宅で子どもたちと一緒に頑張った実話を通して、生きるとは何か、家族とは何かを問いかける内容でした。
参加した職員の皆さんは懸命に聞きながらメモを取っていました。
しかし、いつの間にか話に引き込まれ、幾筋もの涙が頬を伝っていました。

講演あらすじ
とても元気だった夫、生前は歯医者に行ったぐらいだったが、たまたま受けた検診で肺ガンが見つかる。しかも、その時は既に体中にガンが転移していた状態だった。

夫婦には小学3年生の男の子、保育園の年長組みの男の子、そして4歳の女の子と3人の子どもがいる。
子どもに何と説明したら良いのか思い悩み、子どもには「お父さんの体にはバイキンマンが入ってしまった。みんなで応援したら免疫マンができるから、がんばろう」と説明。
夫の両親に一番伝え辛かった。親は自分の子どもが大きな病気になったり、事故にあったりしたとき、自分の体を投げ打ってでも助けたいと思う。

夫は電話では伝えにくいと思い、実家のある北海道まで行き説明することにした。
私に夫の母から電話が入り「息子より聞いたよ。ガンになったんだね。生きていると色んな事があるね。」
「悪いことは急にやってくるけど、良いことも急にやってくるから大丈夫だあ」と。そして私に「これから大変だね」とねぎらってくれた。

夫の手術の日は二人目の子どもが入学式の日であった。子どもの入学を祝いたい気持ちが、夫を思う気持ちで沈んでいたが、子どもが大きな声で返事をしたのを聞いて、エネルギーの大きさ、生きる力の大きさを感じた。
病院へ行き、手術の済んだ夫にその事を伝えようと、夫と会う前に思いっきり泣いた。笑顔で夫と話し、帰りにまた泣いた。

夫と別れようと思った時期もあったが、その峠を乗り越えこれで本当の夫婦になったと思ったときにガンを宣告された。
神様からのメッセージだと受け止め、この人と夫婦で良かったと思えた。

夫は温厚な人で他人と喧嘩や言い争いなんかしたことのない人だったが、病院である患者が「先生、わし散歩したいんよ。春風に当たったら病気も良くなるんと違うかな」と言ったら、先生が「検査結果からみても、まだまだダメですね」と冷たく言い放ったのを聞いて、
温厚な夫が「先生!人には病気やガン細胞もあるけど、心もあるんよ。患者としては心も診てくれる医者になって欲しい!注射や治療だけでなく、患者には春風に当たることも大きな治癒力になる」と大きな声で言った。

家は呉服業を営んでいて、夫は今まで店を閉めて休んだことがなかったが、入院前に「店を閉めて1週間旅行に行こうか」と。
店を従業員に任せて旅行に行こうと病院の先生にに相談したら「助ける道はないけれど、これからの事は相談して考えていこうか」と正直に言ってくれた。

家族で海を見に行った。下の女の子と私が浜辺で二人きりになったとき、私はこらえきれずに、小さな女の子の膝で大泣きしてしまった。
女の子は「お母さん、泣いてんのか」と言って、それ以外何も聞かずに小さな手で一生懸命に私の頭をなぜてくれた。

それからは、私は人に「頑張ってよ」と言えなくなった。その人たちは、もう十分に頑張っているのだから。
「よく頑張ったね」と声をかけたい。
今までの自分を人が認めてくれたとき、人は大きなエネルギーが体からわいてくる。泣くことで、明日を生きる力がわくことが、小さな娘に教えられた。

旅行から帰ってきて、夫にガンが末期であることを告知した。そうしたら、夫は「そうか、本当のことを言えなくてつらかったろう。悪かったな」と。
夫婦とは何か、親子とは、生きるとは何かをガンで考えることができた。

夫が親しく付き合っている住職に、これからをどう生きたらよいかと相談に行った。
夫が相談に行く前に私から住職に何もかも伝えてあった。
住職は夫に「残念ながら助かる方法はないが、しかしあの人の子どもか。それなら私も力添えをしようと手をさしのべようと思ってもらえるように、子どものために信頼を残すこと。そして子どもに生きる姿を残すこと」と話してくれた。
夫は「こんな俺にも、まだこんな役割があるんだな」と精神面で変わっていった。

風呂に入りたいと夫の希望をかなえるために、私の姉夫婦に手伝ってもらった。姉夫婦は「本人が言うようにしてやろう。それは死んでゆく人だからでなく、生きる力と希望を持ってもらいたいから風呂に入れるんだ」と。
11月で寒かったが家中のストーブを全部つけて暖め、姉夫婦が夫の両脇を抱え、私がはいつくばって夫の両足を両手で動かし、部屋から2〜3秒の風呂場まで15分かけて、風呂場まで連れて行った。

夫の療養介護中に、長男が「サッカーをやめたい」と泣いていた。「もう半月も前からやめたいと思っていたが、お母さんはお父さんのことでいっぱいなのに僕のことまで心配をかけたくなかった」と言って泣いていた。
こんな小さな背中で思い荷を背負っていたのかと思った。

人は生きていくことに意味がある。私は以前、認知症になった人を見て、こんな生き方は嫌だと思ったが、今はそういう気持ちが恥ずかしい。
人は死のうと思っても死ねない。認知症の人、高齢者の人、様々な人を見て人は生かされているんだと思う。

次男が小学校で作文を書いた。
「お父さんのお葬式で僕は悲しかったが、お葬式でお父さんの写真が笑った。お父さんは死んで天国へ行った。僕は安心した。」

人間は一生の内で会うべき人に全て会える。それはタイミングを外さずに。
だから人生には嫌なことはない。

終わり


☆秋季日帰り旅行 竹取公園3班 2☆  2009年11月8日(日)
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食後の散歩に颯爽と出かける利用者さん。みんなと温かい日差しの下、景色を楽しみながらゆっくりと散歩を楽しみました。
第3班は公園のグラウンドにきれいに形作られた花文字を見つけましたので、そこで記念写真となりました。


☆秋季日帰り旅行 竹取公園3班 ☆ 2009年11月8日(日)
分類:行事 [この記事のURL]











秋季日帰り旅行、お待たせしました3班が竹取公園へ10月27日に出発しました。
今回は1班〜3班まで絶好の行楽日和に恵まれ、温かい日差しと澄み切った青空、爽やかな風の中で日帰り旅行を楽しむ事ができました。

今回の旅行も利用者さんは楽しみにしていたようで、「私は何班かな」とか「お天気だったら良いのにね」等と話をされていました。

心配していた旅行後の体調変化やインフルエンザの感染もなく、今日も利用者さんは旅行の思い出を語りながら元気に生活をされています。


☆菊をいただきました☆  2009年11月9日(月)
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橋施連会員施設である市内の老人ホームより菊の鉢植えを今年もいただきました。
毎年、老人ホームの利用者さんが丹誠込めて育てた菊を数十年にわたって市内の施設にプレゼントされたり、また盛大な菊花展を開催されたりしています。

明るい日差しの下、悠久の杜でもきれいな花が来館者の方々をお出迎えしています。


☆インフルエンザワクチン接種を行いました☆ 2009年11月10日(火)
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和歌山県庁危機管理室からの施設への情報提供によると、今年8月末から10月末までにインフルエンザ様疾患集団感染は、保育所から高校までの学校関係だけでも県内638校、患者数は5,679人に達し、ここ一週間で1,920人の患者が発生、県内の学校、学年、学級閉鎖がますます増加しています。
この数字は集団感染報告があった分のみで、実際にはもっと多いと思います。
橋本市内でも小学校6年生が学年閉鎖された学校もあります。
これから寒くなるにつれて、ますます油断ならない状況となってきます。

施設でも夏からの体力作り、何でも食べる食習慣、うがいや手洗いを行っています。
また先月には保護者の皆様のご理解をいただき、利用者さんへの季節性インフルエンザワクチン接種を嘱託医の先生に打っていただきました。
利用者さんは医務室前に静かに順番が来るのを待っていました。
もちろん、職員は全員が接種いたしました。

悠久の杜ではできる対策はできるだけ実行し、今のところ利用者さんはインフルエンザに誰一人かかることなくきておりますが、保護者の皆様にも利用者さんがご自宅に帰られたとき、またご家族もうがいや手洗い等をお願いします。



☆大阪府社会福祉協議会施設部会研修 2☆ 2009年11月11日(水)
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190名の利用者さんの食事場所、バイオマスボイラー設置工事現場、そして看護師さんたちが気になる医務室等を見学いただきました。

その後、参加者と両施設職員との意見交換となりました。
事前にいただいた質問では、利用者さんへの支援、医療的ケアについて医務室と支援員との連携や、情報の共有、健康管理等の医療面を主体とした意見交換が行われました。

また、高齢化に伴い施設利用者さんも高齢化にあり、特に悠久の郷では平均年齢が66歳を超えており、参加施設も同じく高齢化を迎えていることから、施設での終末ケアの在り方について活発に意見交換がなされました。

後日に参加者のみなさんから、「利用者の方々への熱い思いが伝わってきて、明日への仕事に意欲を沸き立たせてくれるものがあった」とお礼状をいただきました。

同じ課題や悩みを持つ者同士が集まっての研修会、意見交換会で我々両施設職員もたいへん勉強になりました。



☆大阪府社会福祉協議会施設部会研修 1☆ 2009年11月11日(水)
分類:運営 [この記事のURL]











先月、大阪府社会福祉協議会成人施設部会 セルフ部会の「看護師職員研修会」が悠久の郷・悠久の杜の施設見学及び意見交換会ということで開催されました。

さすがに看護師さんたちの研修とあって、皆さんきっちりとマスクをつけて参加されていました。
先ずはじめに両施設からの施設概要説明と、悠久の郷の見学をしていただきました。

悠久の郷は昭和32年にできた古い施設ですが、年々の高齢化に向け居住環境のバリアフリー化を行っており、完成間近の居室等を見学いただきました。

参加者は救護施設や知的障害者施設で日々、利用者さんの健康管理を主体となって行っている看護師さんです。
研修内容も多岐にわたり
医療面として
看護師の勤務態勢、業務内容、現場職員との連携、健康管理システム、健康管理上の課題、障がいと疾病の状況と傾向、看取り・終末期ケア、服薬管理、インフルエンザ対策

支援内容として
三障がい利用での課題と対応方法、日常生活状況、自立・自律に向けた取組、居室環境、地域交流

指導内容として
新規入所の経緯、自立に向けたかかわり、短期入所者の経緯や支援内容・アフターフォロー、地域交流、交流の取組
と、以上のような幅の広い、多岐にわたった内容で参加者と両施設の職員とで活発に意見交換がなされました。



☆年末大掃除と懇親食事会のお知らせ☆ 2009年11月14日(土)
分類:行事 [この記事のURL]













保護者会の皆様には、いつも悠久の杜運営にご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、今年も残り少なくなって参りました。

つきましては、毎年ご協力をいただいております年末大掃除と、保護者会懇親食事会を予定しておりますので、お知らせいたします。

日 時:
平成21年12月12日(土)
午前9時 受付
午前9時30分〜10時30分:年末大掃除
(保護者の皆様には館外の窓ふき、落ち葉掃除等をお願いします)  
午前11時〜 :懇親食事会
悠久通信11月号では12月6日(日)と案内させていただきましたが、翌週の12月12日(土)に変更となっております。

なお、新型インフルエンザ対策により入館される時は必ず、うがい、手洗い、手指消毒、検温をお願いいたします。
(体温計は事務所受付に準備いたします)

風邪症状等ある場合は、施設へ事前にご連絡下さい。

館外の大掃除をお願いいたしますので防寒対策と、マスク、エプロン等は各自持参して下さい。

年末のお忙しい時期かと存じますが、ご参加をお願い申し上げます。



☆甘〜いお菓子はいかがですか☆ 2009年11月17日(火)
分類:行事 [この記事のURL]











悠久の杜には職員が運営に参画する委員会が3つあります。
その内の一つ、給食委員会では利用者さんの年齢や疾病、また障がいに合った食事内容や、毎日の食生活に変化や季節感、潤いのある内容を検討しています。

食事会やバイキング、調理実習、ケーキ作り等、小さな事を選ぶ機会や体験を通して、少しずつでも利用者さん自身が自ら選択できる力の向上を目指しています。

今月は「お菓子バイキング」を実施しました。
甘〜いお菓子は男性、女性関係なく利用者さんはみんな大好きです。
コーヒーゼリーやプリン、カステラ、ブッセ等のとりどりのお菓子の中から、食べたいもの、好きなものを二つずつ選んでいました。

中には、全部食べてみたいのか全種類をお皿に載せようという方もおられました。
職員から「迷うけれどね、時間がかかってもいいから二つを選んでね」と声をかけてもらい、ゆっくりと一品ずつ確かめながら選んでいました。
自分で選んだお菓子は本当に美味しかったと思います。


☆園芸クラブの活躍☆ 2009年11月19日(木)
分類:クラブ活動 [この記事のURL]












桜の葉も真っ赤に紅葉が進み、かわいらしいパンジーを植える季節となりました。
花を植える前に庭の草引きや落ち葉の清掃、土を掘り起こしての前準備では汗をかいて、一生懸命頑張っていました。
そしてみんなで花を一本一本丁寧に植えていました。

これから自分たちが植えた花の生長を楽しみに、植物の生きる力を感じながら育てていきたいと思います。


☆むくのき 竣工式☆ 2009年11月23日(月)
分類:運営 [この記事のURL]
 










11月20日に橋施連の会員施設の障害者の方々の通所作業所「むくのき」さんの新施設改修完成、移転の竣工式が行われました。
玄関では葉っぱの1枚1枚が手のひらになっている「手のなる木」がお客さんをお出迎えしていました。

法人からも向井理事長、悠久の郷と悠久の杜の両施設長がお祝いに行ってきました。

橋施連会長として挨拶をしました向井理事長も、椋の樹福祉会の理事長さんより20数年前の無認可施設として開設した時から、新施設改修完成、移転に至までのお話を伺い、感動したと言っていました。

お祝いには橋本市長、県会議員、市会議員、家族の方々、橋施連会員施設、伊都、橋本の障害者関係施設、遠くは和歌山市からと、大勢の方々がお祝いに来られていました。
橋施連会員施設から、お祝いとして80号の絵画をお贈りいたしました。

竣工おめでとうございます。椋の樹福祉会の益々のご発展をお祈りいたします。



☆12月の行事予定を掲載しました☆ 2009年11月24日(火)
分類:行事 [この記事のURL]
スケジュールに12月の悠久の杜行事予定を掲載しました。
早いもので、今年も残り一ヶ月と少しとなりました。
利用者さんはインフルエンザにも罹らずに元気に生活をされています。

12月の主な行事は
6日(日)は地域防災リーダー育成講座に防災委員長が参加します。今年の夏から半年間かけてみっちりと学んできた育成講座も最終回を迎えます。

11日(金)は調理実習です。12月にふさわしいクリスマスケーキづくりに挑戦します。

12日(土)に保護者会の皆様にご協力をいただいています施設の大掃除と、懇親食事会があります。お忙しい時期ですが、ご参加をお願いします。

22日(火)は利用者さんに楽しんでいただけるクリスマス会です。合唱クラブの発表やゲーム等、今年は何が飛び出すでしょうか。

28日(月)は今年最後の喫茶マナーです。ママさん役、マスター役も板についてきて接客も上手になっています。

29日(月)は利用者さんのご用納め。この日の箸作業をもって今年の作業は終わります。

31日(木)の大晦日はお風呂に入って、年越しそばをいただいて、紅白歌合戦を見て、新年を迎えます。




☆タマネギ苗植えのご協力お願い☆ 2009年11月25日(水)
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保護者会の皆様には、いつもお世話になりましてありがとうございます。
また、先日は畑の草刈り作業をしていただきまして、ありがとうございました。
おかげさまで、次の作業の準備が整いました。

さて、11月30日(月)、午後1時30分から3000本のタマネギ苗植えを計画しております。
つきましては、保護者会の皆様で当日にお手伝いをいただけます方は、ご協力をお願い申し上げます。

なお、前日(29日の日曜日)に雨が降りますと苗植えができない場合がありますので、当日(30日の月曜日)の朝に悠久の杜まで、確認の電話をお願いします。

昨年は畑の半分を野菜、半分をタマネギを植えましたがタマネギが好評でしたので、今年は全面にタマネギを植えることにいたしました。
月末のお忙しい時期かと存じますが、ご協力をお願い申し上げます。


☆ボランティアさんと交流の日☆ 2009年11月26日(木)
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毎月の定例行事としてボランティアさんとの交流の日があります。
地域交流を目的に家族さんや友人、地域社会とのつながりを深めるために実施しています。
利用者さんの日中活動の向上のためにボランティアさんに協力をいただき、利用者さん自身がこのクラブ活動を通して地域の文化祭や広報活動に貢献できるよう頑張っています。

今月は参加者の皆さんがはじめに自己紹介をすることから始めました。
緊張した面持ちで話す方、慣れた様子ですぐに相手に自分の事を伝える事ができる方等、様々でした。
自己紹介も相手に自分のことを上手く伝えたり、分かってもらうにはどうしたらいいのかと考えます。
これも社会生活に必要なスキルの一つで、ボランティアさんはそういうことも考えながら活動をしてくれています。

自己紹介が終わった後、ボランティアさんの歌や音楽に合わせて、利用者さんも日頃練習をしている打楽器でリズムを取ったり、踊ったりしていました。
リクエスト曲ではみんなが大好きな「きよしのズンドコ節」で、車いすの利用者さんも盛り上がり楽しい活動となりました。


☆とても嬉しいことがありました☆ 2009年11月30日(月)
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先日、今年の夏に悠久の杜で実習された学生さんが、夕方に施設へ訪ねて来られました。
開口一番「今日、障害者施設の施設長さんから就職の内定をいただきました。真っ先に報告したくて来ました」と。
悠久の杜で学んだ多くのこと、利用者さんとのふれ合い、自分の思いを最終面接で話されたそうです。

その熱意に応えるかのように施設長さんから学校へ内定通知を出しておきますと言ってくれたと嬉しそうに話してくれました。
聞かせていただいた私たちも自分の事のように嬉しくて、感動して、温かい気持ちでいっぱいになりました。

保育士の為の現場実習に来られた学生さんが、障がいがあっても一生懸命に笑顔をもって生きている利用者さんの姿を見て、福祉の仕事に就こうと思われたのでしょう。

たった一度の出会いが人生を変える瞬間があります。
その瞬間に立ち会う特権が私たち悠久の杜ファミリーにあるのだと喜び、明日からの仕事の励みになりました。
その瞬間を与えてくれた学生さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

学生さんの今後、益々のご活躍を祈念いたします。


nik5.53